家族で初めてのクリスチャンであった母により教会幼稚園に導かれイエス様と出会ったが、小学生の時に教会が一つも無い町に引っ越して以来「隠れクリスチャン」のような思いで育った。
立教大学文学部キリスト教学科と大学院でキリスト教倫理を学び、日本キリスト教会小山教会で受洗。牧師の紹介でアメリカのミシガン州ホーランド市にあるウェスタン神学大学院に留学した。クリスチャンがマイノリティである日本と打って変わって教会が100もある町で生き生きした教会生活に触れ、初めて神の恵みとキリストの救いが実感となった。
大学院卒業、同級生だったエイブラハム・キストと結婚。エイブラハムの教会赴任に従いシカゴ、ニューヨークへ。ニューヨークの教会でホームレスシェルター奉仕を経験。 様々な人種や文化との出会いから「主にあって一つ」という思いを持つように。
二度の出産、育児をしながら日本語補習校教師をし、ニューブランズウィック神学大学院で学ぶ。卒業後、アメリカ改革派教会初のアジア人女性として牧師按手を受け、宣教師として日本へ派遣された。
エイブラハムとのチームで多様な礼拝の献げ方を紹介。日本の教会文化を配慮しつつ、アメリカで体験した礼拝の喜びに満ちた明るさを日本のクリスチャンと分かち合いたいと願っている。
教会の他にも、学校修養会の講師、大学チャペル礼拝など毎年多くの場で用いられている。
また、日本キリスト教団全国教会婦人会連合の委員やキリスト教主義学校の理事を担い、羽仁もと子創立全国友の会の会員として諸友の会で礼拝や創立者著作集研究会を行っている。